母のウイッグ
着物姿に髪を束ねてウイッグをつけてました。
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ウイッグ
母は、私が幼い頃は着もの姿が多く、ヘアースタイルはアップがほとんどでした。
しかし、時折洋服も着用していたので、髪の長さは肩ぐらいでした。
着ものを着る時は、後ろで髪を束ねてウイッグをポンとのせていました。
そして、クシをさしていました。
これが、母の定番のスタイルです。
年齢が高くなるにつれて母はウイッグを付けなくなり、着物姿を見ることもなくなりました。
母の鏡台の中にはいつも2点のお団子のようなウイッグが置いてありました。
私はいたずらに、それを頭にのせ遊んでいました。
見つからないようにしておりましたが、なぜかすぐにばれてしまい、しかられていました。
“おもちゃじゃないのよ!”と、いつものセリフです。
あの当時のお母さんたちのほとんどが、お団子ウイッグを付けていた記憶があります。
洋服を着ていてもきれいにお洒落に頭にのっていました。
その位置も下の方に付けていました。
若いお母さんも、貫録あるお母さんもヘアーのお洒落には絶対かかせない必須アイテムだったのでしょうか?
今では、若い女性が愛用していますね。
たくさんの形があり、色があり、楽しめるものです。
昔は、確か母は、美容院で購入していたと思います。
今では、気軽にアクセサリー屋さんで買うことができますし、少し高級な物が欲しい時はデパートなどの専門店で買えます。
アクセサリー屋さんで、頭に付けるものでこうやって使うんですよ~って、見本でおいてある首から上の人形もウイッグといって販売されているのですね。
まとめ髪の練習用に一つ欲しいところですが、自分の髪を結ぶのと、他人の髪を結ぶのって感覚が違うから、難しいですよね。